第20回泉州国際市民マラソン [レースレポ 【マラソン】]
2月17日(日) 泉州国際市民マラソン
これまで何度か出場機会を狙っていましたが、いつも募集開始に気が付いたときには定員オーバーになっていてエントリーできない状態が続いていた大会です。
今年は募集開始時刻と同時にエントリーしたのでようやく参加する機会を得ることができました。
しかし、そんな想いとは裏腹にrunの練習の方は全くできておらず、昨年の9月からほぼ休眠状態。
大会1ヶ月前から再稼動したものの、練習距離は150Km程度でとてもフルマラソンを走れるような状態には仕上がっていません。
そんなわけで、今回は歩かず完走することが目標です。
AM6時に起床。
食パン1枚とバナナ2本を食べて家を出ます。
そして阪堺電車の我孫子道まで車で送ってもらい、ついでにおにぎりを1個補給。
我孫子道駅から初のチン電に乗ってスタート会場の浜寺駅前に向かいます。
車内は大会に参加すると思われるランナーらしき人達でいっぱいです。
そしてAM9時前に浜寺公園に到着。
受付を済ませて準備を始めます。
参加賞はTシャツとリストバンド、そしてゴールで掛けてもらうバスタオルでした。
天気予報では朝の最低気温が-2℃と寒い1日になる見込みでしたが、会場に付いた頃には陽が出てきて気温が上昇しています。
アップしていると暑いとすら感じるほどです。
本日は長袖のアンダーシャツ+B-ageingジャージ、それに念のためアームウォーマー装着という装備です。
シューズはタイムを狙っているわけではないので、脚への負担を考慮して決戦用のターサーではなく、練習用のジョギングシューズを選択しました。
未登録者の中では先頭のグループでしたが、今日は完走目的なのでグループの真ん中あたりに適当に並んでスタートを待ちます。
スタート時の気温は6℃くらい。
15分くらいじっとスタートを待っているので、体が冷えて寒い。
AM10:30になってようやくスタート。
混んでいるのでスタートゲートまでは歩きペース、1分ほどロスしてスタートゲートを出ました。
スタートゲートを出てもコースが狭いのでしばらく渋滞は続きます。
完走が目標なので無理にペースを上げることなく、周りのペースに合わせながら走ります。
まずは浜寺公園を出て旧R26を北上し大浜公園を目指します。
最初の1KmのLAPは5分20秒。
1Kmを5分30秒のペースで走れたらいいと思っていたので、まずまずのペース。
2km通過のLAPは5分02秒。
渋滞が解消されたのでペースは上がりましたが、まだまだ余裕があります。
今の自分には1Km5分ペースがちょうどいい感じだったので、このペースを崩さないよう走ることを心がけます。
5Kmあたりで沿道からの後方に向かって「サブローがんばれ~♪」という声援を送っている人たちがいます。
は全然気づかなかったのですが、が抜いた選手の中に「太平サブロー」がいたみたい。
どうやら吉本芸人でたすきリレーをしながらフルのコースを完走する企画をやっていたらしいです。
5Kmを過ぎたあたりで、1kmを4分55秒前後のいいペースで走るオネーチャンを発見。
ちょうどいいペースなので、ペースメーカーに使わせてもらいます
そしてここから10数km、まるでストーカーのようにぴったり後ろに張り付いて走ることになりました(笑)
ただ、最初は十分に余裕のあったペースだったのですが、15Kmを過ぎると徐々に余裕がなくなってきました。
練習で15Km以上の距離を走ったのは、10月のジャズマラソン(ハーフ)を除けば昨年の8月以来です。
やはり練習不足は否めません。
20Km手前の岸和田市沼町交差点では、「オール阪神」がメガホン片手に声援を送っていました。
そしてその近くでは息子も旗を振って応援してくれてました。
この時点ではまだ5分切りペースを維持しているし、多少は余力があるので、笑顔で応えます。
ハーフの通過がNETタイムで1時間44分29秒。
スタート直後のタイムロスを解消して、サブ3.5(3時間30分以内)が射程圏内に入るペースにまで持ち直してきました。
そんな好調はいつまでも続かず、20kmを過ぎた辺りではまだまだ余裕があるつもりだったのですが、中間地点を過ぎると急に脚が重くなってきました。
しかも両方の足裏(踵のあたり)が痛い。
さらに力が入りすぎているのか、肩が痛くて腕を振るのも辛いです。
5Kmを過ぎてから22Kmまでずっと維持していた5分切りペースですが、23Kmでとうとう5分を超えてしまいました。
そして、どんどんペースが落ちていく・・・
ペースメーカーのオネーチャンも、20km過ぎていったんが先行したのですが、抜かされてその背中が次第に遠のいていく・・・あとは秘伝の黄金のタレ状態です(苦笑)
25kmを過ぎた辺りで足裏の痛みが酷くなり、28Kmで無念の歩きが入ってしまいました。
そして、ここから先は走ったり歩いたりの繰り返し。
りんくうゲートタワー前(31Km地点)
ここが最終ゴール地点になるのですが、まだ10Km以上走って戻ってこないといけないことに対する絶望感でいっぱいです。
周りでは歩いている人も目立ち始め、歩きに対する抵抗感が薄れてきます。
しかし、歩いてばかりではいつまでたってもゴールにはたどり着けないので、1km6分ペースを超えるジョグペースになりながらも先を目指して頑張ります。
そして、「田尻スカイブリッジ」と「泉南マリンブリッジ」を共に2回登る最後の難所が見えてきました。
ここまでずっと平坦なコースを走ってきて、いきなりのハードな4回のアップダウン。
すっかり脚なんて残っていません。
足の痛みの耐えながら、ただただ惰性でクリアしてゴールまで残り2km。
タイムを見ると3時間40分くらい。
後半かなり歩いていた割には、前半の貯金が功を奏してサブ4は達成できそうです。
りんくう公園に入ってゴールまで残り数100m。
息子がまた旗を振って応援していました。
もう20km地点のような余裕は残っていませんが最後の力を振り絞ってFINISH!
タイム 3時間52分22秒
順位(一般男子) 1,016位/2,837人(完走者)
去年はこの大会でサブ3達成を目標に、ラン主体で頑張っていだけに、あまりにも不甲斐ない結果でしたが、これまでの練習量を考えてみれば、サブ4でゴールできただけでも上出来でしょう。
来年出場する機会があれば、ここからタイムを1時間短縮することが目標ですね。
<余談>
吉本芸人軍団の襷リレーによるチームですが、ゴール前で応援していたヨメによると、より10分ほど先に最終走者の「なかやまきんに君」がゴールしていたみたいでした。
あぁ~負けたのが残念。
前に写ってる2034がオネーチャン??
本能でプリケツを追ってたらサブ3.5だったのに(笑)
by JIN (2013-02-27 17:30)
JINさん
そーだヨ(笑)
でもオネーチャンも31Km過ぎで足痛そうに歩いていたから、プリケツ追ってサブ3.5でゴールにたどり着くのはムリだったんだけどね~
by グルペットクライマー (2013-02-27 21:55)